ROSAは光通信に欠かせないTOSAの相手

ROSAは、光通信の中でレシーバーの役割を持つサブアッセンブリーです。サブアッセンブリーは、ある程度の組み立てが完了していて、これをプリント基板に実装してインターフェースを付与することで機能を持たせることができる、このような特徴があります。ROSAの内部には、プリント基板が内蔵されていてそこには光通信の受け側でもあるフォトダイオードやその他の電子部品が無数に実装されています。仮に、このようなサブアッセンブリーを使わずに電子回路の設計を行い基板を製造するとなると、開発コストがかかることや製造コストもかかる、しかも電子部品を在庫するための工数などさまざまな負担がかかることになります。

その点、サブアッセンブリー単位であれば、部品の在庫はROSAと対になるTOSAの2つのみで済みますし、いずれも完成品になっているので開発コストや製造における工数を大幅に削減できるメリットもあります。光トランシーバーになくてはならない存在になっていますが、最近の光トランシーバーは小型化が要求される時代ですから自社開発で送受信回路を開発するとなると設備がなかったり、特殊な領域になるので開発に時間および費用が多く掛かる可能性も高まります。その点、ROSAおよび対になるTOSAは専門のメーカーが開発している製品になるので、これをそのまま購入して自社製品の基板に実装すれば、光トランシーバーの開発をよりスムーズなものにしてくれます。ROSAのことならこちら